週刊まちづくり/276号(2004/12/19号)


週刊まちづくり/276号(2004/12/19号)




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□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
2004/12/19(毎週日曜日発行)         276号(配信数1505)
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【※等幅フォント半角70文字の設定でお願いします】 <※週まちホームページ※

 ★★【週まち編集部より】★★   ○週まち編集部のメールアドレスを変更しました。 【旧アドレス】machi@sa.uno.ne.jp 【新アドレス】w-machi@machi-shuu.net   前号週まちにてお知らせしたドキュメンタリー映画「プロジェクトY ゆふ   いんafterX」試写ご招待プレゼントにたくさんのご応募いただきありがとう   ございました。先着3名様に招待状を送らせていただきました。 ☆☆【今週の週まち】☆☆☆☆☆☆ 0 週まち編集部からのお知らせ 1.まちコラム ・日系アメリカ人マツモトシスターズと神楽坂の父が夢見たブラジル移民・4指定管理者制度は地域づくりを拓いていくか(その10) 2.まちづくり伝言板 3.まちづくり本 4.週まちリンク集充実中(ホームページ紹介) 5.まちづくりカレンダー 6.公募関係 7.編集部からのお知らせ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

───────────────────────────────────────── ◆0 週まち編集部からのお知らせ◆ ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆1 まちコラム◆ 日系アメリカ人マツモトシスターズと神楽坂の父が夢見たブラジル移民・4=<平松南>= ───────────────────────────────────────── 神楽坂のわたしの父は、昭和20年代前半に、新宿区早稲田鶴巻町から神楽坂 に一家を挙げて移転した。しかしその当時父は神楽坂の発展を予測できず、海 外雄飛をつねに夢見ていた。晩年神楽坂をこよなく愛した「不二家ぺコちゃん 焼」の創業社長が体験した戦争と戦後とは? −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1年間の捕虜生活から帰国した父は、ゲートルに軍靴、戦闘帽に背嚢姿で新宿 区早稲田鶴巻町に家の前に立った。わたしは4歳だった。 父がわたしに頬を寄せてきた。じゃりじゃりとした大人の髭の感触が、いまも わたしの右の頬に残っている。 ずいぶんと黒い顔のこどもだな。これがわたしを見た父の第一印象だった。 わたしはミナミという名前に相応しくいまも色黒である。少年時代から名前が 風貌にあっていた。 「父帰る」の瞬間、長身の若い母と気丈な祖母は、父とどんな会話を交わした のだろうか。 敗戦直後のバラックでの一夜には、どんな濃密な時間が流れたのだろうか。 そこには4年の不在があった。しかも戦争下の別離である。 そのあいだに成長した長男と、不在のあいだに誕生した次男のいる生活。卒業 した早稲田大学のまち。これからの人生――。 わたしの生家は、早稲田大学正門通りに面していた。 いまは美しい欅並木が中央に大きく位置していて、電柱も地下埋設されて歩道 も広くなかなかの商店街だが、父が見た敗戦直後の通りはバラックだけが点在 する焼け野原だった。 当時その周辺で一番大きかった岡崎病院では、病室を引揚者、自宅焼失者にあ てていた。 一階には、床屋も営業していた。 わたしは、このときの診察室をよく覚えていない。それは、一階のどこかの部 屋で開業していたに違いない。 配給のグリンピースのカンズメ、ドラム缶でたてたお風呂、庭でとれた香ばし くてぷっくらとしたトマト、原っぱで遅くまで遊んだランニングシャツに半ズ ボンの夏の少年たち、引揚者で溢れていた鶴巻小学校の校庭でアメリカの兵隊 に頭からかけられた白いDDT、路上に放られた憧れのチュウインガム、美しい 夕焼け空と赤とんぼの秋の黄昏、買い主のいない野に放たれた高級犬たち―― ―こどもたちの戦後は、そんな身近な思い出からはじまる。 父はやがて早稲田の土地を半分だけ友人のTさんに売って、神楽坂坂下の借地 を手に入れた。残りの半分は、上京してきた母の弟のために残していた。 Tさんは、早稲田実業高校のともだちで、身過ぎのためにテント屋をそこでは じめた。 父も神楽坂下で、お茶と海苔の販売をはじめた。 まったく経験のない仕事だったが、生きていくためになにかする必要があった。 たまたま父の妹が菊屋橋で問屋をしているOさんに嫁いでいた。その親戚の商 売を見よう見まねではじめたのである。 しかしインドネシアに農園を開くといって実母と若妻とこどもをおいて渡航し てしまうような性向の父には、地道な商売は性に合わなかった。 最低の生計は神楽坂の店舗で成り立つから、親戚の問屋で外交の仕事が終ると、 父はダンスに興じ、コーラスに明け暮れた。 日本的なことがまったく馴染めない父の趣味であった。それは、英語が特技の 祖父の影響なのだろうかとも思ったが、どうや違うらしい。祖父はクラシック が好きだったが、尺八も名手であったと聞いているから、オランダ人の占領地 に赴任したときの生活で培われたものに相違ない。 ご機嫌のいいときの父は、家に帰ってくると母やこどもにシューベルトの「の ばら」やドイツ民謡の「ローレライ」、カンツオーネの「オオソレミヨ」「帰 れソレントへ」などを教えたがった。 母は一生懸命に覚えようとした。しかしわたしは、ラジオで流れる「笛吹き童 子」の主題歌などに明け暮れていた(続く)。 (季刊まちの総合誌「神楽坂まちの手帖」編集長)  連絡先:神楽坂まちの手帖ニュースwww.keyakisya.com ───────────────────────────────────────── 指定管理者制度は地域づくりを拓いていくか(その10)=<吉村輝彦> ─────────────────────────────────────────  12月13日(月)から指定管理者制度に関わる研究会がスタートした。僕自身、 「『新しい公』に向けて指定管理者制度はどのように活用すべきか」という問 題意識のもとに、関わっている。様々な想いや問題意識を持つ参加者の言葉や 悩みに意を強くした。「新しい公」のあり方を、指定管理者制度を通して考え ていきたい。  そして、12月14日(火)には、愛知住まい・まちづくりコンサルタント協議 会主催の公開シンポジウム「自立する市民の公共施設運営の将来像」に参加し た。公共施設運営に市民やNPOが積極的に関わって来ている動きと、指定管理 者制度の導入をにらんで、公共施設運営の今後の行方も考えていこうというシ ンポジウムである。  基調講演として、名大の清水裕之先生から、「指定管理者制度と市民による 公共施設運営の可能性〜文化施設を例として〜」が発題された。そこでは、公 共性の担い手の概念の変化、そして、新しい文化施設のあり方が提示された。 文化施設による「公共圏」の形成が中心に語られたが、文化施設に限らず、こ れからの新しい「公共圏」の形成に向けて「公の施設」は、何を果たすべきか を投げかけている。果たして、どれくらいの人がこれを認識できたのか。そし て、このことをどれだけ真剣に考えているのだろうか。  その後の事例紹介として、横浜市の杉田劇場、半田市のスポーツ施設、そし て、旧川上貞奴邸を受託したアクティオが取り上げられた。  杉田劇場は、指定管理者制度の先駆け的な事例としても知られるが、最終的 には、財団が指定管理者として選定されたが、その選定過程などが、割と情報 公開されており、その点でも、評価される。以下の3つにアクセスすると、 「公募要項」「業務の基準」「審査委員会審査報告書」「条例」「条例施行規 則」「指定管理者の指定に関する要綱」「審査委員会の設置及び運営に関する 要綱」に加え、指定管理者の提案書類も見ることができる。 【文化芸術ナビ:横浜市磯子区区民文化センター『杉田劇場』の指定管理者に ついて】→ http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/geijyutsu/shitei/sugita_geki.html 【横浜市磯子区民文化センター(仮称)の指定管理者の選定について】→ http://www.city.yokohama.jp/me/isogo/houdou/is-kubun/is-kubun_koubo.html 【横浜市磯子区区民文化センター『杉田劇場』について】→ http://www.city.yokohama.jp/me/isogo/houdou/is-kubun/index.html  文化施設の多くが、場の提供を主眼においているのに対し、杉田劇場は、地 域に根ざした個性ある文化の創造を目指すことを明示しており、まちづくりと の関わりが見えてきているのは、重要なことである。事後評価の方法など、課 題も見られるが、この事例から学ぶことは多い。  旧川上貞奴邸に関しては、企業側は、市民団体とのコラボレーションの意義 とその責任を強調していた。一方で、経営の一貫性・効率性からの視点のみで は、単体運営が理想であることを指摘しており、「地域との関わり」を企業が どう認識するかが問われていると言える。旧川上貞奴邸がある「文化のみち」 エリアは、その文化・歴史が醸し出す(公共)空間が、浸食・喪失しているの は歴然たる事実であり、民間企業と市民団体によって運営される「公の施設」 たる旧川上貞奴邸が、「文化のみち」を育む存在になりうるかがまさに問われ ている。これから、見守っていきたい。  なお、選定委員会における意見は、「アクティオ株式会社の提案は、施設管 理について十分な体制がとられており、また、展示や企画事業運営についても、 地元での実績ある市民団体と協働で行う策が示されているなど、ハード・ソフ ト両面でのバランスのとれた管理運営が評価できる。企画案のアイディアも豊 富で、名古屋市旧川上貞奴邸の設置目的を最も効果的に達成できるものと判断 したため、候補者として選定した。」とある。 【旧川上貞奴邸(名古屋市)】→ http://www.city.nagoya.jp/12keikaku/jigyougaiyou/keikan/bunkanomiti/kawakami/ 【名古屋市旧川上貞奴邸指定管理者選定委員会】→ http://www.city.nagoya.jp/sysdata/kokai/gaiyou/gyosaiji00006689.htm 【アクティオ】→ http://www.actio.co.jp/koukyou/index.html #週まち読者のみなさんからの「指定管理者制度」に関わる情報を募集してい ます。実例などの情報をお持ちの方は、是非、吉村輝彦まで (teru2.yoshimura@nifty.ne.jp)。 ───────────────────────────────────────── ◆2 まちづくり伝言板◆ (今週はお休みです) ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆3 まちづくり本◆ (今週はお休みです) ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆4 週まちリンク集充実中◆ ───────────────────────────────────────── 週まちリンク集には大きく下記のような2種類があります。ご紹介いただく際 は【個人・組織・団体などの名前/URL/紹介者のお名前/(できれば一言 メッセージ)】を記載の上、編集部までお寄せください。 (1)週まちのネットワーク編────────────────────────────  ・みなさまの活動や所属しているグループや組織、あるいは個人のページに   ついてのご紹介をよろしくお願いいたします。  ・基本的には自薦とさせていただきます。   ※紹介者のお名前を掲載させていただくことによって、週まちを通じて各    活動に関心を持たれた方を少しでも近い関係でつながればことをめざし    ています。 (2)おすすめサイト紹介編────────────────────────────  ・自分が直接関わっているわけではないが、知人が関係している場合、ある   いは使える、面白いサイトなどをご紹介ください。 なお、リンク集は週まちHPのトップページからリンクされています。 ───────────────────────────────────────── ◆5 まちづくりカレンダー◆ ─────────────────────────────────────────

◎:新しく紹介するイベント ■:以前紹介したイベント([●●号]は掲載号) □:追加情報のあるイベント ☆:ホームページ版での新情報 <ちょい>:20代によるまちづくりを考える<ちょいまち>メンバーが関         わっているイベント バックナンバーは、以下に掲載中

|第251号|第252号|第253号|第254号|第255号| |第256号|第257号|第258号|第259号|第260号| |第261号|第262号|第263号|第264号|第265号| |第266号|第267号|第268号|第269号|第270号| |第271号|第272号|第273号|第274号|第275号|

◇◇イベント情報◇◇ ─<関東>────────────────────────────── -2004/12/27(月) ■2004吉阪隆正展「頭と手」[274号] ─────────────────────────────────── 12/20(月) ■夜話 「記憶から記録へ」    「大学人として」尾島俊雄・後藤晴彦・戸沼幸市・穂積信夫[274号] ─────────────────────────────────── 12/21(火) ■夜話 「記憶から記録へ」    「まちつくりの方法論」地井昭夫・重村力・原昭夫・藤井敏信[274号] ─────────────────────────────────── 12/22(水) ■夜話 「記憶から記録へ」    「都市計画への展開」倉田直道・関 研二・田中滋夫・濱田甚三郎[274号] ─────────────────────────────────── 12/24(金) ■夜話 「記憶から記録へ」    「吉阪隆正が遺したもの」川添登 他[274号] =================================== 2005/1/12(水)-13(木) ■(社)日本都市計画学会 『景観法 その実践に伴う課題と克服の手    法』〜ふつうのまちの景観法活用法〜[267号] ─────────────────────────────────── 1/21(金) ■東京理科大学都市計画研究室presents   連続公開シンポジウム&バトルトーク   第4回 日本現代都市計画研究からのメッセージ[262号伝言板] ─────────────────────────────────── 1/22(土) ◎第1回 たまラ〜ン − 国立のまちづくり その1    五島宏(まち連・くにたち代表/Do Tankたまじん理事)「課題山盛り    のくにたち」 【時間】15:00-17:00 【場所】府中NPO・ボランティア活動センター 活動支援室 (京王線府中駅北口駅前 府中グリーンプラザB1F) ★http://www11.ocn.ne.jp/?fnpov/index2f1.html  【費用】一般500円・会員300円(資料代) 【申込】「第1回 たまラ〜ン 参加申し込み」として氏名・住所・ 連絡先(TEL.FAX.E-mail等)を記入の上、以下宛にお申し 込み下さい。 「Do Tank たまじん事務局」宛 E-mail:tamajin-owner@egroups.co.jp FAX:042-577-5181 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− みなさんはどんなイメージを国立に持っているでしょうか。大学通り のさくらやイチョウの並木、しゃれた喫茶店やレストランなどを思い 浮かべる人が多いのではないでしょうか。でも、国立にも他のまちと 同じように成り立ちや事情があって、まちづくりにおける課題も山の ようにあります。 Do tank たまじんが、多摩地域のいろいろな情報を紹介する「たまラ 〜ン」の第1回は、国立が抱えている問題、課題などを話題として提 供し、まちのあり方やまちづくりの方向について話し合ってみたいと 思います。 みなさんの参加をお待ちしています。 【提供】おかだまさよさん(Do Tank たまじん)よりお寄せいただき ました。 ─────────────────────────────────── 1/24(月) ■第23回都市再開発講演会「2030年の東京」[273号] ─────────────────────────────────── 1/25(火) ■日本建築学会 建築基準法・都市計画法特別研究委員会公開討論会    「建築基準法・都市計画法および関連制度への提言案について」[275号] =================================== 2005/3/15(火) ■第13回 都市形成・計画史公開研究会:郊外住宅地の系譜と再編    ―都市化の中の工場と社宅―[275号] ─<東海>────────────────────────────── 2004/12/22(水) ■「CSRとは何か?−企業と地域社会を考える」セミナー[275号] =================================== 2005/1/28(金) ◎平成16年度土地対策シンポジウム「低・未利用地の有効活用を考える」 【時間】13:30-16:30 【場所】名古屋都市センター大研修室    名古屋市中区金山町1−1−1 金山南ビル11階 【費用】無料 【申込】氏名(団体名)・連絡先(住所、FAX、メールアドレスのい ずれかで結構です)を記入のうえ、はがき、FAX、電子メー ルにより、平成17年1月21日(金)までに申し込んでく ださい。ただし、定員になり次第締め切りますので、お早目 にお申込みください。 (定員を超えた場合は、ご連絡をさせていただきます)。 460―8501(住所不要)愛知県土地水資源課企画グループ FAX:052−961−3293  E-mail:tochimizu@pref.aichi.lg.jp *ご不明な点がありましたら  052−954−6118(ダイヤルイン) 052−961−2111(内線2362)までお願いしま す。 ★募集人員:100名 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  近年の少子・高齢化や都市部の空洞化の進展によって、使われなく なって空き地になってしまった土地や、空き家となってしまった建物 がまち中に増えてきているのが現状です。これからのまちづくりを考 える上では、このような低・未利用地の有効活用が重要な課題の1つ となっています。  愛知県では、この低・未利用地(「空きスペース」)の有効活用の 促進を図ることを目的として、県内にある低・未利用地の実態を調査 し、GIS(地理情報システム)を用いて集計・分析を行いました。  今回のシンポジウムでは、この実態調査の内容を紹介するとともに、 使われなくなった空き地や空き家などを、地域のために有効に活用し たい人、そして提供したい人とをつなぐ「空きスペースバンク」の仕 組み(平成17年度から愛知県のホームページ上で開設予定)と、ま ち中にある「空きスペース」の有効活用事例を紹介します。  さらに、これからの土地利用について、土地の空間活用の視点から、 講演をお願いしています。 ★プログラム 第1部 低・未利用地の有効活用を考える ○愛知県低・未利用地実態調査について 〜「空きスペースバンク」の仕組みについて〜 ○半田赤レンガ建物と赤レンガひろばの活用について〜 半田市企画課 主事 石島 貴伸 ○市街地内木造家屋の活用〜 NPO法人 まちの縁側育くみ隊 代表理事 延藤安弘 第2部 これからの土地利用を考える〜土地の価値と空間の価値〜 名城大学都市情報学部 教授 海道 清信 【出典】同イベントの案内から ─<関西>────────────────────────────── 2005/1/8(土) ■第15回御蔵学校「まちづくりの基盤「地域住民の親睦」とその持続と    は」[275号] ─────────────────────────────────── 1/19(水) ◎ぼうさい探検隊フォーラム〜防災教育のあり方を考える 【時間】14:00〜17:10(13:30開場) 【場所】神戸国際会議場301会議室     兵庫県神戸市中央区港島中町6-9-1 【申込・問合】参加ご希望の方は、2005年1月12日(水)までに下記 宛FAXまたはE-mailでお申し込みください。(住所、氏名、 電話番号をお知らせください) (社)日本損害保険協会 生活サービス部 NPO・防災グ ループ TEL:03-3255-1294  FAX:03-3255-1236 E-mail:npo@sonpo.or.jp ★先着:250名 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 13:30  開場 14:00  開会 主催者代表挨拶 平野浩志(社団法人 日本損害保 険協会会長) 14:05  第1部 ぼうさい探検隊活動の紹介  司会:柄谷友香(京都大学大学院助手) ・ビデオ映像による全国各地の活動紹介等 15:00  第2部 ぼうさい探検隊マップコンクールの表彰 15:40  第3部 パネルディスカッション防災教育 「学ぶ・伝える〜安心社会へのメッセージ」 コーディネーター:室崎益輝(独立行政法人消防研究所理事長) パネリスト:渥美公秀(大阪大学大学院助教授)、Badaoui M.Rouhba n(UNESCO Chief Section for Disaster Reduction)、アグネス・チ ャン(歌手、エッセイスト、教育学博士)、吉川肇子(慶應義塾大学 助教授) 17:05  閉会挨拶 田仲拓二(朝日新聞大阪本社編集局長) 17:10  閉会 【出典】同イベントの案内から ─────────────────────────────────── 1/22(土) ■第2期 道路環境市民塾―続・クルマ依存社会を考える―   第3回「ある日突然!道路建設の話が・・・。あなたならどうする?〜私   の街に大きな道路が通ったならば〜」[260号] =================================== 2005/3/12(土) ■第2期 道路環境市民塾―続・クルマ依存社会を考える―   第4回「西淀川で交通まちづくりを考える〜まちの“たからもの”再発見   フィールドワーク&ワークショップ〜」[260号] ─<北海道>───────────────────────────── ─<東北>────────────────────────────── ─<甲信越>───────────────────────────── ─<北陸>────────────────────────────── ─<山陰>────────────────────────────── ─<中国>────────────────────────────── ─<四国>────────────────────────────── ─<九州>────────────────────────────── ─<アメリカ>──────────────────────────── ─◇◇定例会◇◇─────────────────────────── ─◇◇展示会・展覧会◇◇─────────────────────── (関東) (東海) (関西) (その他) ─◇◇連続講座◇◇────────────────────────── (北海道) (関東) ■特定非営利活動法人えどがわエコセンター 環境学習リーダー養成講座[263号] 【日時・期間】2月(予定) ■すぎなみコミュニティカレッジ    まちじゅう**マップ2004 まち自慢の種を探そう[268号]    方南・和泉編 【日程】 1/11(火)、1/25(火)    西北編 【日程】12/21(火)、 1/18(火)、2/1(火) (東海) ■まちの縁側大楽延藤安弘楽長がおくるわくわくプロジェクト  【まち育てコーディネーター(エンギニア)養成塾】[252号伝言板] 【日程】1/14〈金〉・2/11〈金〉・3/11(金) (甲信越) (関西) (北海道) (中国) (その他) <ツアー(海外)> <インターンシップ他> ─◇◇その他◇◇────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆6 公募関係◆ ───────────────────────────────────────── ◇◇プロポーザル◇◇───────────────────────── ◇◇活動助成◇◇─────────────────────────── ◇◇参加者募集◇◇────────────────────────── ◇◇委員募集◇◇─────────────────────────── ◇◇意見募集◇◇─────────────────────────── ◇◇パブリックコメント募集◇◇──────────────────── ◇◇提案募集◇◇─────────────────────────── <研究・論文公募>────────────────────────── ◇◇論文公募◇◇─────────────────────────── ■(財)住宅総合研究財団 第6回「住まい・まち学習」実践報告・論文公募[269号伝言板] 【締切】2005年2月10日(木)(消印有効) ◇◇懸賞論文◇◇─────────────────────────── <コンペ・コンテスト作品>────────────────────── <設計協議>───────────────────────────── ■都市建築の発展と制御に関する設計競技−緑地や公共空間を創出する都市建  築の原型−[271号] 【期日】登録期限:12月20日 提出期限:2005年1 月7 日午後5時必着 審査日程:1次審査は非公開,2次公開審査2005年1月29日 (土)13:00〜17:00目処(建築会館ホール) <調査地区募集>─────────────────────────── <意見募集>───────────────────────────── <事例募集>───────────────────────────── <提案募集>───────────────────────────── ■錦三丁目25番街区有効利用提案募集[272号伝言板] 【スケジュール】・応募登録期間  :平成16年11月26日まで        ・質問受付期間 :平成16年11月30日まで        ・応募作品〆切  :平成17年 1月14日まで <テーマ募集>──────────────────────────── <その他>────────────────────────────── ■日本都市計画家協会第3回日本都市計画家協会賞 【募集期間】2004年11月1日(月)〜2005年1月31日(月)[271号伝言板] ■第4回なごや・まちコミ映像祭ビデオ作品募集[273号] 【締切】2005年2月25日 ◇◇職員募集◇◇───────────────────────────── ◇◇視察旅行◇◇───────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ─◇◇学会大会インフォメーション(2004年)◇◇────────────────── ───────────────────────────────────────── ●:中部地域で実施。 土木計画学研究発表会:神戸大学:6/5(土)〜6(日) ●日本計画行政学会中部支部大会:金沢市民芸術村:6/11(金) 国際開発学会春季大会:北九州国際会議場:7/3(土) 土木史研究発表会:岡山大学:7/3(土)〜4(日) 日本建築学会:北海道大学:8/29(日)〜8/31(火):投稿受付終了 ●土木学会:愛知工業大学:9/8(水)〜10(金):投稿受付終了 国際都市計画シンポジウム:北海道大学:9/11(土)〜12(日):投稿受付終了 日本地域学会:早稲田大学:9/11(土)〜12(日) 日本社会情報学会:電気通信大学:9/16(木)〜17(金):5/28申込〆切、7/16原稿〆切 日本計画行政学会:慶応大学湘南藤沢キャンパス:9/18(土)〜19(日) 環境経済・政策学会:広島大学:9/25(土)〜26(日) 環境科学会:関西学院大学:9/30(木)〜10/1(金):6/30〆切 ●日本環境共生学会:常滑市:10/1(金)〜2(土):6/30申込〆切、7/31原稿〆切 地理情報システム学会:工学院大学:10/5(火)〜7(木) 環境アセスメント学会研究発表会:沖縄大学:10/16(土)〜17(日):8/2申込締切、9/15:原稿締切 ●日本都市計画学会中部支部研究発表会:大同工業大学:10/29(金) 環境システム研究論文発表会:東洋大学:10/30(土)〜31(日) 日本都市計画学会:広島国際大学:11/13(土)〜14(日):5/7原稿〆切 環境情報科学センター:日本大学会館:11/18(木):5/10応募〆切、6/7原稿〆切 日本不動産学会:福岡大学:11/20(土)〜21(日) 国際開発学会:JICA国際協力総合研修所:11/27(土)〜28(日):7/23応募〆切、10/13原稿〆切 ●都市住宅学会:椙山女学園大学:12/3(金)〜5日(日):5/31応募登録〆切、6/30原稿〆切 ───────────────────────────────────────── ◆7 編集部からのお知らせ◆ ───────────────────────────────────────── ○情報やご意見をお寄せください  ●「こんなことありました」というエピソード  ●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)  ●研究会やイベントの参加者募集  ●コンサルタントのバイト、WSの学生のお手伝い募集募集 ○お知り合いで配信希望の方がいらっしゃいましたら、お知らせください。 ○情報をお寄せください。みなさんがまちづくりに関係あると思われることな  らなんでも結構です。みなさんの手元にある情報を是非お寄せください。  (編集部メール:w-machi@machi-shuu.net) ○掲載されている情報の転載に関してはみなさんの自発的な判断におまかせい  たします。また、コラムの転載に関しては、執筆者の確認を必要としますの  で、編集部までご連絡ください。 ○今後の配信を希望されない方はお手数をお掛けいたしますが、編集部までご 連絡ください。 ==続・こっそりコラムのような編集後記(14週目)== ●いよいよ、年末ですね。まちづくりイベントも少なく、情報も少ないのが年 末恒例になってきました。年内にもう一回配信できるか? ●さて、話は戻っているのかわかりませんが。先日、敷地面積2ヘクタールの 公共施設設計における市民参加の取り組みについて、話を聞く機会がありまし た。大規模な施設になるとその機能も複雑になってきますし、その建物のボリ ュームも大きく、周囲に与える景観も重要になってきます。そこで市民参加に よる対話で何を積み上げていくのかという話。議論すべき論点は何か、そこに 提供すべき素材(情報)は何か、必要な専門家の役割は何か、考えるべきこと がたくさんありそうだ。 ●これは都市計画MPのような通常の生活範囲を超えた計画や目に見えない将 来の空間像を示す地区レベルの土地利用の計画だって同じことのように思う。 まちあるきをして、まちの良い点・良くない点を共有して、どんなまちにした い。という積みあげがあまりにも多くないか? 実は利害や価値観が錯綜する ような本来市民参加の場で対話すべき論点までいかずに、その手前の論点を確 認するところまでしか、到達できていないのではと思ってしまう。 ●ただし、最初に誰かが(行政?専門家?)論点を提示して、効果的?に議論 した方がいいというつもりはない。やはり、地域の課題や資源を整理し、論点 を共有することが創造的な対話をするための大前提である。 ●学びと気づきを通じた情報共有を経て、・・・・、議論すべき論点を明確に した上での対話、・・・・、それを空間像やプログラムに落とし込む、・・・。 まだまだ曖昧模糊としておりますなぁ。(す)


週刊まちづくり第276号(2004年12月19日発行)
編集・発行:週刊まちづくり編集部(吉村輝彦・杉崎和久)
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