週刊まちづくり/11号(99/06/26号)



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
99/06/26(毎週土曜日発行)             11号(配信数106)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

※等幅フォント半角70文字の設定でお願いします
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃今号の内容                  ┃
┃     1 まちづくりカレンダー      ┃
┃     2 まちコラム           ┃
┃     3 まちづくり本          ┃
┃     4 まちづくり伝言板        ┃
┃     5 週刊まちづくりからのお知らせ  ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

◆1 まちづくりカレンダー◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

◎:新しく紹介するイベント
■:以前紹介したイベント([●●号]は掲載号)
□:追加情報のあるイベント
バックナンバーは、以下に掲載中

創刊準備1号|第2号|第3号|第4号|第5号|第6号|第7号|第8号|第9号|第10号

━━【イベント情報】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
-6/29(火)[第4号]
■人にやさしい住まいづくり体験館企画展示「人にやさしい世界のトイレ」展

───────────────────────────────────
-7/24(土)[第10号]
■名古屋都市センター企画展【都市解読(reading the city)名古屋を読むキーワード】

───────────────────────────────────
-8/21(土)[第10号]
■INAXギャラリー大阪人間住宅〜環境装置の未来形

───────────────────────────────────
6/27(日)[第10号]
■「まちづくり博覧会ミニ第6回」「市民の眼で見た英国の都市再生型まちづくりと市民参加」

───────────────────────────────────
6/27(日)[第10号]
■(松戸)『江戸川右岸を歩く』江戸川の自然環境を考える会

───────────────────────────────────
6/28(月)[第3号]
■都市計画学会 第86回月例懇話会【「タウンマネージメントの実践とその課題」(株)都市構造研究センター南部繁樹】

───────────────────────────────────
6/28(月)[第8号]
■まちづくりシンポジウム【「都市における緑と人間の“チョット"居ごこちの良い関係」】

───────────────────────────────────
6/29(火)[第8号]
■参加のまちづくり国際交流シンポジウム「(仮)21世紀の市民社会をつくる環境デザイン」

───────────────────────────────────
7/2(金)-4(日)[第7号]
■早稲田大学国際シンポジウム 「都市計画と民主主義」−21世紀のまちづくりが求める市民像と社会像

───────────────────────────────────
7/3(土)4(日)[第10号]
■第2回「川の日」ワークショップみんなに愛される“いい川”募集

───────────────────────────────────
7/3(土)[第10号]
■神楽坂建築塾公開講座 対談「和の視点」

───────────────────────────────────
7/6(火)[第10号]
■リビングデザインセンターOZONEセミナー「これからの建築家とデザイナーの役割とは」

───────────────────────────────────
7/9(金)[第2号][第9号]
■住宅総合研究財団 第19回住総研シンポジウムは「木造住宅の未来を展望する(仮題)」

───────────────────────────────────
7/9(金)[第5号]
■都市計画家協会懇話会【長坂寿久氏(ジェトロ企画部事業推進主幹・前アムステルダム所長)「今、ダッチ・モデルに注目する」】

───────────────────────────────────
7/9(金)[第8号]
■中心市街地活性化津山シンポジウム【街の賑わい再生アプローチー具体的展開ー】

───────────────────────────────────
7/9(金)[第10号]
■JAM第28回建築研究会「巨匠の作品と生活空間の関わり」

───────────────────────────────────
7/10(土)[第3号]
■まちまちサロン IN SAWARA

───────────────────────────────────
7/11(日)
◎(杉並)「市民参加のまちづくりの仕組みを探る」第5回学習会

【「地方自治の制度と仕組み」】
【主催】まちづくりに夢をつなぐ市民の会(TEL&FAX03-3398-4980)

───────────────────────────────────
7/13(月)-16(木)[
第3号]
■建築学会関東支部建築計画専門研究委員会第2回研究会【「新世紀末都市-東京」の新たな解読】

───────────────────────────────────
7/17(土)
◎第5回 歴史・文化のまちづくりセミナー【歴史的建造物の活用:一般建造物から歴史的建造物の活用 】

【時間】13:30−17:00
【会場】東京大学工学部1号館15号教室(登録文化財)
【出演】講演者:梅津章子(東京大学大学院)清水真一(文化庁)大和智(文 化庁)/発表者:有馬涼子(ル・リス・ダン・ラ・バレ)高須治雄(はん亭) 小池邦夫(鳳明館)村守恵子(ギャラリー・エフ)/住宅金融公庫:菅沼康雄 (建設サービス部)/コーディネーター:三船康道(エコプラン)
その他:メンバーは当日の都合により変更もあります。また当日大河直躬千葉 大学名誉教授の都合がつくようになればお願いする予定でおります。
【定員】150名(申し込先着順)
【参加費】一般2,000円、会員 1,000円 (参加費は当日受付で徴収します)
【懇親会】会場:「ル・リス・ダン・ラ・バレ」(文京区西片2-7-15)
     時間:17:30〜19:00PM 会費: 3,500円程度
【申込み】電話で下記までご連絡下さい。また、当日会場で入会申し込みもで きます。
【連絡先】歴史・文化のまちづくり研究会(株)エコプラン内TEL03-3814-2930

───────────────────────────────────
7/23(金)-26(月)[
第8号][第10号]
■震災サバイバル キャンプイン’99  1000人の仮設市街地づくり

───────────────────────────────────
7/23(金)[第10号]
■福祉のまちづくり研究会第2回全国大会

───────────────────────────────────
7/23(金)
◎第139回都市経営フォーラム【伊藤滋(慶應義塾大学教授)『21世紀の首都圏』】

【時間】15:00-17:00
【会場】日中友好会館 後楽国際ビルディング・地下1階大ホール
    〒112 東京都文京区後楽 1-5-3 (TEL 03-3811-5317)
(講演会のみへの参加は無料です)
・演題:(1)国土計画とのかかわり(2)圏域のひろがり(3)全国に対す る重み(4)その生活と仕事(5)各論/a. 土地利用/b. 業務核都市/c. 北関 東の位置づけ/d. 東京湾について

───────────────────────────────────
7/24(土)[
第10号]
■(松戸)『江戸川・坂川シンポジウム'99』江戸川の自然環境を考える会

───────────────────────────────────
7/24(土)25(日)
◎練馬まちづくりの会 ガリバーマップでまちウォッチ+第一回活動発表会

【時間】24(土)13:00-18:00/25(日)10:30-17:30
【場所】西武線石神井公園駅南口商店街銀座通り豊田精米店隣
【内容】ガリバーマップでまちウォッチング/タウンウォッチング成果展示/ まちづくり連続セミナー報告書販売/ホームページ閲覧/まち歩きなど
※詳細は次号掲載予定

───────────────────────────────────
7/26(月)[
第10号]
■日本都市計画学会関西支部自主研究都市マスタープラン研究会中間報告会

───────────────────────────────────
8/7(土)
◎第7回市民・福祉のまちづくり点検ワークショップ

【時間】10:00-16:00
【集合場所】伊勢原市シティプラザ3階研修室
参加費無料
【問合せ】産能大学地域環境研究所

TEL0463-92-2211(内)3543/FAX:0463-92-5493(斉藤進) ・「誰もが安全に安心して暮らせるまちづくり」の実現を目指し、車イス利用 者、視覚障害の方々と一緒に、また、たくさんの小学生・中学生も参加し て、まち(神奈川県伊勢原駅周辺)の点検を行います。
点検活動は今年で7年目。毎年100名を超える市民が参加します。点検結果は 市民提言として行政等に報告します。
【出典】まちまちネットMLより

━━【定例会】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
これまでもイベント情報としてお送りしていたもののうち以下の活動について は、定例会形式になっているようです。個別の内容については従来通りイベン ト情報でお伝えしますが、参考にしてください。なお、あくまで曜日は原則で すので、お出かけの際には、確認をしてください。

○第2火曜日・・・中野のまちづくりを考える会
○第2水曜日・・・おぎくぼ塾
○第2金曜日・・・練馬まちづくりの会
      ・・・まちまちサロン(偶数月)→(奇数月です)
○第2土曜日・・・小金井まちづくりの会

━━【連続講座】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■暮らしと住まいの市民学校(くらすま塾)99のご案内 [
第8号]

───────────────────────────────────
■SDゼミ「住空間を考える」全5回 [第10号]

━━【その他】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■密集市街地まちづくり活動支援助成<参加者募集> [第10号]

◆2 まちコラム◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

■■「気まぐれコラム」その2(伊達美徳)■■■■■■■■■■■■■■■

=<地球人口が増える、日本人口が減る>=
前回はいま流行の中心市街地活性化施策は、商店街活性化策じゃなくて、も
っと根本的な21世紀を生きるための策だと、大冗談、じゃなくて大上段にふり
かぶったところまででした。

 では、なぜ中心市街地活性化がそんなに御大層なことか。

 実は人口問題が基本にあるのですね、今回は人口の話です。これが日本社会
に大転換をもたらすのだ。回り道みたいだけど、これを知っておかないと、あ
らゆる先のことが考えられない。

地球上の人口は波を打つように、増えたり減ったりしながら、だんだんと増
えてきて、今や60億人で、このスピードなら、あと50年ほどで80億人という。
これは地球が養える最大限の人口だそうで、そのときになったらどうなるんで
しょうか。

そのころ、日本の人口はどうなるか。今1億2千600万人で増えている
が、あと5,6年したら減少を始める。一時的現象ではなくて、どんどん減っ
ていって、100年したら今の半分くらいになってしまう。

日本の近代化・現代化の道とは、えんえんと増えつづける人口政策といって
もよい。都市政策だって産業政策だって、これまで人口が増えることを前提に
一生懸命に進めてきたのだ。

いまさら減少するといわれたって、その対処のしかたがわからない。

それじゃ、減らないようにしたらよかろう?。そういわれたって、人口の構
造をみれば高齢のほうへシフトしていって、子を生む女性が少なくなってきて
いるんだから、人間が動物である限り日本の人口減少は止められない宿命にあ
るのだ。

今のうちに、生める女性に生んでもらいたい?。一人の女性が一生のうちに
平均して2人ちょっと超えて生まないと人口は減るだろうと算術的にすぐ分か
るが、今の日本ではそれが1.38人だそうです。

その分けはいろいろとあるけど、女性は子を生む機械じゃないから、金を投
入して大量生産をおねがいすると、赤ん坊がでてくるということはあり得ない
(ところが実は勘違い政策もある)。

地球では人口が増える、日本では人口が減る、この関係がこれからの日本社
会の都市計画や産業政策に大きな影響をもつのだ。これに高齢化が重なってく
る。

それが中心市街地活性化と、どんな関係があるというのだ?。ではまた次回。

◆3 「まちづくり本」◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

○「建築とまちづくり」99年3月号「ワークショップの手法と可能性」他

 週まちをお読みのみなさんの多くがなんらかの形でまちづくりに関わってい ると思います。特に住民参加といった場面で登場するのが、ワークショップ (以下WS)ではないでしょうか。これだけ様々なところでWSが行われるよ うになり、参加の定番のようになってくると、そもそも「WSとは?」という 議論やWS手法に対する疑問も叫ばれるようになっています。しかし、WSに 対して真正面から取り上げられることはなかなかありません(実践手法のテキ スト的なものはありますが・・・)。そんな中で「建築とまちづくり」はこれ までに数回、WSに対する特集を組んでいます。93/3「「ワークショップ」と は何か」、98/7「ワークショップのプログラミング」、そして99/3「ワークシ ョップの手法と可能性」です。(ちなみに99/3は品切だそうです。))
 各号共に、各地で様々な目的のために実践されているWSが紹介されていま すが、毎号の最初には、各号の中心的論点となる論文が掲載されています。ち なみに、99/3号では林泰義氏による「ワークショップは決定権を持ちうるか」 です。なんとなく、現状のWSに対する疑問がある方は一読されるとよいと思 います。そして、週まちに掲載されている他の場所でのWSに顔を出してみる のもよいかもしれないでしょう。ついでですが、WSを取り上げているものと して「地域開発」96/12,97/1などがあります。(杉崎和久)
(「建築とまちづくり」発行元:新建築家技術者集団03-5351-2166)

◆4 まちづくり伝言板◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

=<小金井・まちづくりの会リレートーク>(土肥英生さん)=

<第1回〜小金井市の商店街はどのような経過をたどって現状に至ったのか>

 小金井・まちづくりの会(6月13日)のリレートークの結果を報告します。
細かい事情などについても、内容を考慮し、レポートしてみたいと思います。
 全国で、中心商店街は衰退をしているところが大半でしょう。小金井市も例
外ではなく、駅前商店街の地盤沈下がおこっています。小金井駅南口には駅広
もなく、駅前再開発事業を通じて、都市基盤整備と商店街の再生を図ろうとい
う動きは、30年以上前からあったようです。小金井・まちづくりの会では、現
在、住都公団が中心となって検討している南口再開発の動きなども含め、商店
街の方に話しを聞きたいと考え、商店主(ここでは、仮にAさんとします。)
に来て頂いて話しを伺いました。
 最初に2時間程話しと質疑を行った後で、ワインを飲みながらの話し合いを
行いました。そこでの話しを3回に分けてレポートしたいと思います。

*南口再開発の経緯
・今から30年程前に、吉祥寺との間で大型店出店での争いがあった。この時点
では、伊勢丹、三越、高島屋が多摩地区に進出するときの第一候補が小金井だ
った。なぜ、小金井だったかははっきりわからないが、吉祥寺は道路の位置が
悪いし、公園も近すぎる、その点、小金井は北に五日市街道、南に甲州街道、
それを南北で結ぶ小金井街道の存在が大きかったのではないか。

・しかし、小金井の商店主たちは反対をした。もちろん客を奪われるというの
が理由だ。特に比較的大きな店舗を持つ、商店主が反対した。

・一方、吉祥寺では、小金井への大型店出店の話しを聞きつけ、商店街の主要
なメンバーが危機感を持った。吉祥寺には一人が有力な商店主、一人が中心市
街地に広い土地を持つ寺の住職、一人は市議という、3名の知恵者がおり、小
金井に対抗すべく、出店阻止運動を行うとともに、誘致作戦を展開した。

・その結果、大型店3店が吉祥寺に進出した。

・・・・・・

・今から考えると小金井の方がポテンシャルを評価されていたとは、隔世の感
のある話しです。実際に、街づくりの『こと』が動くというのは、人の繋がり
と情報なのでしょう。

これに対して、こんな話しも出ました。
吉祥寺駅前は雑多な商店街をそのまま残し、それを囲むように東急、伊勢丹、
近鉄が配置されてます。いまでは、駅のまん前にせまい商店が軒をならべるア
ジア的路地があったり(ハモニカ横町)、東急裏あたりの住宅に近いしゃれた
店が並ぶ街区があったり、もちろん真ん中のサンロードやそれに直行、平行す
る商店街などは活気があり、まあ、買いたいものはなんでも揃います。単なる
既存の商店の建物つぶして、再開発ビルをど真ん中に建てたものではない・・
小金井にあの時点で大型店が誘致できたとしても、小金井はめちゃくちゃな街
になったのではないか、結局、現状のままでよかったのかもしれないという話
しも出ました。

というところで、第1回はおしまいです。
第2回は、商店街の気持ちをレポートしようと思います。
(小金井まちづくりの会)

───────────────────────────────────
=<世田谷まちづくりファンド公開審査会の報告>=(矢崎早人さん)

 公益信託「世田谷まちづくりファンド」助成事業は今年度で7回目を迎え
る。助成グループの審査は、毎年6月中旬に公開で行われ、筆者はこの公開審
査会の司会進行役を担当して4年目になる。今年度の助成申請グループは合計
で31。助成総額500万円に対し、申請総額は約2倍の1032.834万円となってい
た。
 審査の方法は、まず申請グループの活動企画内容の発表が行われ、その後は
選定の第一ラウンドとしてファンド運営委員(審査委員)によるシール貼りが
行われる。これは申請グループの一覧表を壁にはりだし、10名の運営委員が
それぞれ助成に値すると考えるグループのところにシールを貼っていくという
ものである。各運営委員の持ちシールは20で、シールが4つ以上貼られれば
助成が決定となる。ここでは、残念ながら4つのグループが基準に達しなかっ
た。しかし、これで助成が無くなることにはならず、申請グループには敗者復
活としての自己アピールのチャンスが与えられる。実は最初のシール貼りで運
営委員は19個しかシールを貼っておらず、この自己アピールいかんによって
は残りの1個を投票することができる。そのやりとりの結果、4グループのう
ち2グループが助成決定となった。31グループのうち決まったのが29グル
ープ。申請額どおりの助成はほとんど考えられない。

 第二ラウンドは具体的な金額の提示になる。それぞれの運営委員が、各グル
ープにどのようにお金を配分するか具体的な数値を示す。これによって、各グ
ループには10パターンの助成額が提示されることになり、その最高額と最低
額を切り捨てた平均がほぼ助成額として全体に了承される。これらの計算には
100人以上のチェックの目が入る上、助成額をめぐって場内は騒然とした雰囲
気に包まれる。

 各グループが申請している金額は、程度の差はあるにしてもそれなりの理由
がある。助成が決定しても、大幅に額が抑えられれば申請した意味が無くなる
こともありうる。しかし、多くのグループはたとえ少額でも助成を受けること
を選択する。自分たちの活動が助成という形で認められたことに大きな価値を
見出しているのだ。まちづくりのはじめの一歩を踏み出した市民グループに自
信と誇りを与える、そういう役割もこのファンドにはあるのだろう。
(日本開発構想研究所)

───────────────────────────────────
=<経済団体連合会「都市再生への提言について>=(吉村輝彦)

(社)経済団体連合会が1999年6月22日付けで「都市再生への提言」を出して
います。(http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/pol233.html)
マスコミ報道では、「都市再生のためには私権制限もやむなし!」がメインで
書かれていますが、中には、「住民参加のまちづくり」という項目がありま
す。内容は以下の通りです。
**********************************************************************
 タウンマネジメントにおいて、土地利用やテナントミックスなどの調整を進
めていくことは最も難しい課題である。住民参加によるワークショップ等によ
って意見の集約、合意形成を図るプロセスは今後一層重視されよう。その際、
住民の側においても地域の自律・自己責任の観点から、地域として必要な廃棄
物処理施設の建設といった問題にも前向きに取り組む必要がある。住民・行政
が、権利と義務のバランスにつき認識を共有し、ルールに基づいた民主主義に
よるまちづくりを進めることが望まれる。
 住民参加のまちづくりに向けて、自治体は、「まちづくり公社」などを設立
し、まちづくり情報の収集・発信・学習機会の提供、まちづくりメニューの整
理・充実等を行ない、民間主体のまちづくりを支援していくことが重要である。
**********************************************************************
これは本気で言っているとすれば行政の人はちゃんと聞く耳を持ってほしいも のです。

━━【情報やご意見をお寄せください】━━━━━━━━━━━━━━━━━
●「こんなことありました」というエピソード
●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)
●研究会やイベントの参加者募集
●コンサルタントのバイト、WSの学生のお手伝い募集募集

◆5 編集部からのお知らせ◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

○ありがとうございます 配信数100名突破!! 4月に創刊準備1号という形で創刊した週まちも今回で11号、そして配信数 100を突破しました。情報提供やお知り合いを紹介していただくなど、皆様に は大変お世話になっています。この週まちも学生、専門家、実際に活動をされ ているの方など幅広い方々に配信をさせて頂いています。今後は、少しずつで はありますが、双方向での情報交流や読者のみなさんの顔の見える関係を構築 できればと思っています。例えば、週まちに掲載されているイベントへの参加 報告、本の紹介、活動の宣伝などをお寄せ頂ければと思っています。
それと直接関係するわけではありませんが、来週の7/2.3.4に行われる早稲田 大学国際シンポジウムには、編集部の吉村、杉崎共に出向く予定です。もし、 読者のみなさんで参加される方がいらっしゃいましたら是非、会場で声を掛け てみて下さい。
○ホームページについて(http://member.nifty.ne.jp/Teru2/w-machi/)
「週刊まちづくり」のバックナンバーと掲示板があります。みなさんのご感想、ご意見や情報などをを掲示板に書き込んで頂ければと思っております。よろしくお願いいたします。
○週まちのネットワーク 「週まち」に頂いた情報はこれらのML等にも掲載される可能性のあることを予めご了承ください。
    ・松戸まちづくりメーリングリスト
    ・まちまちメーリングリスト(まちまち通信)
    ・ニフティサーブ「川のフォーラム」
○お知り合いで配信希望の方がいらっしゃいましたら、お知らせください。
○情報をお寄せください。内容は、みなさんがまちづくりに関係あると思われることならなんでも結構です。みなさんの手元にある情報を是非お寄せください。(メール・FAXどちらでもOKです)
○転載に関してはみなさんの自発的な判断におまかせいたします。
○今後の配信を希望されない方はそのまま、ご返信ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


週刊まちづくり第11号(1999年6月26日発行)
発行:週刊まちづくり編集部(吉村・杉崎)
E-mail:machi@sa.uno.ne.jp
FAX:052-917-1210(吉村)
URL:http://member.nifty.ne.jp/Teru2/w-machi/




ニフティサーブトップページ メンバーズホームページ ニフティ会員のホームページ メンバーズホームページフォーラム


お問い合わせはこちらまで