週刊まちづくり/280号(2005/02/06号)


週刊まちづくり/280号(2005/02/06号)




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□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
2005/02/06(毎週日曜日発行)         280号(配信数1533)
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 ★★【週まち編集部より】★★ ☆☆【今週の週まち】☆☆☆☆☆☆ 0 週まち編集部からのお知らせ 1.まちコラム ・BUNKA 2.まちづくり伝言板 ・春休み実習生募集のお知らせ(地球デザインスクール)ワークショップ 発信!「文化のみち」東京の定点観測プロジェクト 公開ワークショップ早稲田大学芸術学校都市デザイン科 卒業設計展・発表会のお知らせインドネシアのバンダアチェのSyiah Kuala Universityの教員      であるSylvia Agustinaさんが、プランニング・建築・アーバン      デザイン関係の書籍の寄付を募っています。 3.まちづくり本 4.週まちリンク集充実中(ホームページ紹介) 5.まちづくりカレンダー 6.公募関係 7.編集部からのお知らせ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

───────────────────────────────────────── ◆0 週まち編集部からのお知らせ◆ ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆1 まちコラム◆ BUNKA=<三矢勝司>= ─────────────────────────────────────────   ピーター・F・ドラッカーが「知識社会」の到来を予言している。   産業主義社会、工業主義社会からの脱却を模索する議論も高まりつつある。  消費のための消費が生む快楽が、資源の限界と環境の限界を露呈してきた現  代社会にあって、僕は有限であることのアリガタミと可能性、面白さを感じ  始め、挙句に「文化」をつかんだ。   中心市街地活性化の議論では、市街地にある商業地の再生が課題とされる  が、日本各地の取り組みを聞く中で「売り上げの活性化、店舗数の増加」と  いう尺度では、芳しくない状況が顕在化してきたのは、周知の通りだ。もち  ろん、お金の循環から目を背けるのはよくない。ただし、主体に温度差(経  済活性化を望む人、特に望まない人)がある中で、方針を一本化するのは容  易ではないし、少なくとも志のある市民や商店主が活動しやすくする多面的  支援が必要である。本稿では、その一端を示唆したい。   愛知県岡崎市の中心市街地たる康生町に建設が予定されている図書館を中  心とした複合施設(以下、拠点施設)計画を市民参加で進めていることは、  以前の週まちで報告した。建築計画に市民の発想や思いを反映させる作業   (ワークショップやヒアリング調査)の内や外で、市民の方々(筆者・三矢  も市民の一人だが)から「これからの康生、これからの岡崎」への思いを拝  聴する機会もしばしばある。その中で、僕は「文化活動」というキーコンセ  プトに遭遇することとなった。   康生の拠点施設を検討する第1回ワークショップでは、「この施設が、中  心市街地にとっていかなる役割を果たすのか」が論点の一つであった。過去  2年間に協議されてきた基本計画の整理を含め「市民の知的活動拠点」であ  り「文化活動の活性化」が主要命題であることが、愛知産業大学の小川先生  (都市計画)の指摘によって整理がされた。ここでは「経済活性化」への一  元的尺度ではなく(その主たる担い手として商業地区の取り組みがあるとし  て)、この施設では「岡崎市民の文化活動の活性化拠点として如何に機能す  るか」という目標が明示された。   その後、特に今回の施設計画に以前から関心をよせ、活動を進めてきた  「おかざき図書館倶楽部」の市民団体の方々と交流をするなかで、僕なりに  整理すると、以下3つの視点を得た。   第一に、「経済活動の活性化」。地域経済の循環規模と速度を如何に高め  るか、という視点。   第二に、「人間の活性化」。面白い、元気が出る、市民活動(個人含む)  が活発化する、という視点。   第三に、「文化活動の活性化」。個と地域の文化の質が向上。美意識や誇  りが向上する、という視点。   これは、人間がイキイキと生きることが経済指標に固執する20世紀的限界  への挑戦だ。逆に、第2第3の視点では、地域社会が崩壊している現状への  認識が前提として必要だ。これまでの地域再生の視点が第1点目に偏りすぎ  ているのに対し、他の二つの視点とのバランスの中で総合的に評価すること  が必要だとするのが、僕の主張である。しかし、そんなことはどこの地域で  もやっていることでもある(地域活性化を目指して祭りやイベントを起こす  など)。問題は、その評価が低いことだろう。   一方、若い世代は、携帯電話で着メロやゲームをダウンロードしてお金を  払う、ソフトを個人が消費する場面では、貨幣的な取引することが当たり前  の時代が来た。つまり、そこで享受される楽しさとか面白さを個人の判断の  中で支払う形が定式化した。知識社会では、楽しさや心地よさにお金を使う。   また、先にあげた「おかざき図書館倶楽部」主宰のフォーラムで、「文化  のインフラづくりが重要」との指摘(地元の建築家・北野氏)があった。こ  れまで、道路や水道、電気、ガス、といった物的環境を整えることが、日本  の「社会資本」整備の役割であり、街づくりの基本的命題であった。しかし  今後は現在のような過剰投資が資金的、資源的、環境的に困難であることを  含め、維持管理が主たる命題となる状況の変化も見据えつつ、もっと市民が  文化的に豊かになっていくための基盤・インフラをどのように整備していく  かが「21世紀的な社会資本整備」の基本課題とする主張である。  その内容をはっきりとつかむまでには至らないが、僕は「それだ!!」と感  じた。   先に述べたように、個的文化の自由が情報技術によって保障可能であるの  に対し、地域文化の自由を保障(基盤を構築)する視点でとらえると、何が  整備されるべきか?  例えばそれは、コミュニティにもう一度向き合うことかも知れないし、安心  や安全というものを問い直すことかもしれないし、楽しく環境問題に向き合  う流れづくりかもしれない。そんな当たり前のこと(文化)を再生・運用す  る業務に思い切って資金を投入するのが、林泰義氏(計画技術研究所)の言  う「公共事業のソフト化」なのではないかと思ったのですが、どうでしょう  か。 ───────────────────────────────────────── ◆2 まちづくり伝言板◆ 春休み実習生募集のお知らせ(地球デザインスクール) ─────────────────────────────────────────  地球デザインスクールは、京都府宮津市の府立公園予定地をフィールドに、  自然と共生してきた土地の知恵に学びながら、自然に馴染む新しい技術と持  続可能で豊かなライフスタイルを生み出す様々な活動をしています。京都府  の企画とタイアップして、土の建築教室から、汗を流してジュル田を守る活  動まで、これまでに150以上のアイディアを市民が中心となって試す教室  を開催してきています。地球デザインスクールでは、この春、これらの教室  の実績まとめや、スクールの活動する地域の暮らしの記録作業に参加したい  という大学生・大学院生の実習生を募集します。地球デザインスクールが学  んできた古くて新しいエコな技術や丹後に根付くエコな知恵を学びながら、  大学で学んでいることを実社会の場で試してみたいという方、お待ちしてい  ます。 【募集要項】 ○実習生1「リーフレットデザイン」     【時期】2005年2月〜3月のうち、2〜4週間(協議の上決定)     【人数】 若干名     【内容】地球デザインスクールが行った過去の教室の記録をもとに、         例えば「空き缶トイレのつくりかた」、「ドングリ苗の育て         方」などをまとめたA4版リーフレットをデザインし、作成         する。     【条件】-視覚伝達デザイン専攻など、デザイン系の専門学校生・大         学生・大学院生         -イラストレーター、フォトショップが使える         -自分で仕事を組み立て、進めることができる ○実習生2「オーラル・ヒストリー記録」     【時期】2005年2月〜3月のうち、2〜4週間(協議の上決定)     【人数】 若干名     【内容】地球デザインスクールの活動する、京都府宮津市、養老地区         の人々にインタービューをし、その人なりの地域史やさまざ         まな変化(土地、人、コミュニティ)、地域の取り組みなど         を語ってもらい、テープ起こしをして、記録する。     【条件】-オーラル・ヒストリーについて基礎知識のある、もしくは         実習までに学ぶ意志のある大学生・大学院生         -農山村部の暮らしへの理解がある、もしくは理解しようと         いう意欲がある         -マイクロソフト・ワードが使える         -自分で仕事を組み立て、進めることができる         -普通自動車免許を持っていることが好ましい 【実習生の特典】実習生は原則無報酬ですが、以下のような特典を用意してい     ます。     -当地までの交通費支給     -宿泊場所を無償提供     -インターン期間中に開催される地球デザインスクールイベントに無     料で参加できる     -今後も、地球デザインスクールセミナーハウスでの宿泊費等に使え     る“コミュニティー通貨=ハミー”を、インターン従事時間相当分進     呈。     -注:実習生の活動は、当NPOの職員採用と直接結びつくものでは     ありません。 【応募方法】2月11日(必着)までに、履歴書と作品例(インターン1の     み)を地球デザインスクール事務局・豊田まで郵送して下さい。おっ     て事務局より連絡します。 【連絡・応募先】626-0213 京都府宮津市字奥波見小屋の段108     NPO法人 地球デザインスクール 担当 豊田     TEL:0772-28-9018 FAX:0772-28-9019     Email:toyoda@e-ds.jp URL:http://www.e-ds.jp 【提供者】豊田玲子さん(NPO法人地球デザインスクール) ───────────────────────────────────────── ワークショップ 発信!「文化のみち」 ─────────────────────────────────────────  名古屋城から徳川園にいたる一帯の「文化のみち」は、江戸の武家文化や大  正の陶磁器産業関係者の屋敷など、先人の息吹を伝える貴重なものが多く残  された地域です。しかしこの地域も時代の波に洗われ、すでに多くの歴史遺  産が姿を消しました。一方、文化のみちを大切にしたいという機運も少しず  つ盛り上がってきています。  昨年1月開催のワークショップでは、地域の様々な立場の方と文化のみちの  について語り合うことができました。  今回冒頭では、「歩こう!文化のみち」の盛況ぶりや文化のみち二葉館オー  プンなど、前回以降の主な出来事を振り返ります。  また今年は、愛・地球博が開催され、多くの方が当地を訪れることが予想さ  れます。文化のみちの魅力を広く発信する年にしたいという願いを込め、市  内の町並み保存地区でご活躍の方々にもお集まりいただき、後半は「発信!  文化のみち」をテーマに話し合いたいと考えています。  この地域にお住まいの方、文化のみちサポーターの方、文化のみちって何?  という方も、ぜひご参加ください。 ☆文化のみち二葉館(旧川上貞奴邸)と町並み保存地区見学     【日時】02/19(土)10:00-12:00     【費用】入場料(大人200円)     *午前の見学は、ワークショップ参加者が対象になります。参加御希     望の方は 下記の申込用紙に明記の上、当日10時に、文化のみち二     葉館(旧川上貞奴邸)正面玄関前にお集まりください。 ☆ワークショップ     【時間】02/19(土)13:00-16:30      【場所】ウィルあいち セミナールーム5         名古屋市東区上竪杉町     【費用】無料     【ワークショップのプログラム】         1 文化のみちの新しい動き         2 有松・四間道・中小田井町並み保存地区の情報発信         3 グループセッション「発信!文化のみち」 【主催】文化のみちワークショップ実行委員会     (松田和彦、今崎悦子、鵜飼昭年、兼松はるみ、小出ゆかり、坂野慎     司、滝朱実、中山正秋、三矢勝司、吉村輝彦)     ※企画・協力:NPO法人まちしゅう ※後援:(社)地域問題研究所 【申込】ファクシミリでのお申込は下記へお送りください。 E-mailでもお申     込いただけます。     FAX:052-853-6250、Email:kmatuda@sc.starcat.ne.jp 【申込フォーム】ワークショップ 発信!「文化のみち」 参加申込用紙     氏名(ふりがな)     住所     電話番号     FAXまたはEmailをお持ちでしたらご記入ください     どちらかに○をおつけください       午前・午後参加  午後のみ参加 *午前のみの参加はできません。     文化のみちについて、ご意見があればお聞かせください。 【提供者】松田さん(東区まちそだての会)、吉村輝彦さん ───────────────────────────────────────── 東京の定点観測プロジェクト 公開ワークショップ ─────────────────────────────────────────  「東京の定点観測研究会」は、東京の都市空間の移り変わりを、100箇所、  30年間にわたり定点観測した画像アーカイブを撮影しようと2004年に  設立されました。これまで、定点観測にかかる技術的な手法、運営の仕組み、  法的な問題、など、少しずつ問題をクリアしながらプロジェクトを進め、試  験的に撮影してきた映像も蓄積されつつあります。立ち上がりから1年を経  て、これまでの成果を振り返りつつ、プロジェクトの今後を展望しようと、  広く外部の方にご参加頂く公開ワークショップを企画しました。  ワークショップでは先行する取り組みや関連分野から話題提供者を迎え、異  分野からのコメンテーターを交えて、定点観測プロジェクトの今後の可能性  について大いに議論したいと考えています。どうぞ奮っての参加をお待ちし  ています。  ※東京の定点観測研究会はプロジェクトに協力して下さるメンバーを広く募   っています。当日会場においても参加者を募る予定です。 【日時】3/5(土)14:30-17:00     ※前日までに参加申し込みをお願い致します 【場所】早稲田大学理工学部 55号館N棟1f 第1会議室     新宿区大久保3−4−1     (JR高田馬場駅、新大久保駅より徒歩各15分) 【参加費】無料 【事前申込先・問合先】     東京都立大学 饗庭(あいば) aib@comp.metro-u.ac.jp 【話題提供者】    ・中西泰人 (時空間ポエマー・都市のフォトアート/東京農工大学)    ・牧紀男(震災復興の定点観測/防災科学技術研究所)    ・中島直人(東京の定点観測研究会・東京大学)    ・他1名交渉中    ☆コメンテーター・討論者    川原晋(早稲田大)・窪田亜矢(工学院大)・杉崎和久(東京大)・真    鍋陸太郎(東京大)/以上東京の定点観測研究会 他 数名を予定    ☆司会 饗庭 伸(東京の定点観測研究会・東京都立大学) 【主催】東京の定点観測研究会     http://133.86.148.156/tokyo-camera/index.html    ☆東京の定点観測プロジェクトは(財)電気通信普及財団の研究助成を     受けています 【提供者】饗庭伸さん(東京の定点観測研究会・東京都立大学) ───────────────────────────────────────── 早稲田大学芸術学校都市デザイン科 卒業設計展・発表会のお知らせ ─────────────────────────────────────────  本校は建築科・建築設計科・都市デザイン科・空間映像科の夜間開設の4学  科と土曜日開講の各種コースを開設する夜間専門学校です。都市デザイン科  (週5日3年制)は、卯月盛夫教授をはじめ、現場で活躍する実務家、多数  の大学教授という講師陣により、都市空間の設計演習を中心とした授業を行  っています。  学校・学科の詳細はホームページをごらん下さい。   ☆http://www.waseda.jp/aaschool/  この度、2004年度の卒業設計展と他の演習課題を含む合同発表会を行います。  広場や道の設計から、団地の建替え、中心市街地のネットワークなど、様々  なまちに取り組んだ成果です。是非、足をお運び下さい。  ☆卒業設計展  【開催期間】2/20(日)から27(日)平日15-20時、土日12-19時  【場所】早稲田大学ステップ21(以下のマップの99番の建物です)      http://www.waseda.jp/jp/campus/nishiwaseda.html  ☆学年合同発表会  【日時】2/20(日)16時より  【場所】早稲田大学ステップ21(上記参照)      ※尚、同日13時から授業体験ワークショップも行います。   卒業設計指導教員:川井由寛/SLAスタジオランドジャパン(株)、望月   真一/アトリエUDI都市設計研究所、山路清貴/山路商事(株)、卯月盛   夫/当校教授  その他、学校説明会・体験授業を以下の日程で開催します。  ☆学校説明会  ※申し込み不要  【日時】1)2/19(土)16時より 2)3/11(金)18:30より  【場所】早稲田大学理工学部キャンパス(新宿区大久保3-4-1)  ☆授業体験ワークショップ※要申し込み   E-mail:aaschool-toshide@list.waseda.jp  【日時】1)2/20(日)13時より 2)3/12(土)13時より  【場所】早稲田大学ステップ21(上記参照)   【問合】早稲田大学芸術学校 tel: 03-5286-3911 (14:00-20:00) e-mail: aaschool@list.waseda.jp 【提供者】笠真希さん(早稲田大学芸術学校) ───────────────────────────────────────── インドネシアのバンダアチェのSyiah Kuala Universityの教員      であるSylvia Agustinaさんが、プランニング・建築・アーバン      デザイン関係の書籍の寄付を募っています。 ─────────────────────────────────────────  彼女の勤めている建築学科が設立されて間もない(1997年設立)ため、本や  雑誌、インターネットといったリソースが少ないためです。また、それらの  購入予算もついてはいますが、予算執行が大変遅く、彼女たちは大変限られ  た資料で勉強しているような状況です。  加えて、ご存じの通りバンダアチェは昨年末の地震、津波の際に震源地に近  く、壊滅的な打撃を受けており、彼女も両親と多くの親類、友人を失ってい  ます。  彼女は今後復興計画を中心となって担っていく存在として、日本がこれまで  経験してきた地震、津波からの復興を参考に出来ればと考えていますので、  そういった関係の書物があれば、特にぜひ寄付をいただきたいとのことです。  ただし、彼女たちは日本語は読めないため、できれば英語か、英日併記、も  しくはビジュアルが多く、日本語があまり読めなくても分かるような本であ  る必要があります。復興関係に限らず、建築やプランニング関係の本でした  ら何でも結構です。日本でも英語の書物が貴重なことは承知ですが、もし手  元に寄付できるような本をお持ちの方、もしくは英語で表記されている災害  復興関係の本で良著をご存じの方は、ご連絡いただけませんでしょうか。  本に関しましては、内田まで送って頂ければ、とりまとめてインドネシアま  で発送致します。彼女たちの復興の努力にぜひご助力くださいますようよろ  しくお願い致します。 【連絡先】内田奈芳美 E-mail:naomiu@moegi.waseda.jp 【本の送付先】〒169-8555 東京都新宿区大久保3-4-1 55N-7F-10A        早稲田大学 内田 奈芳美)まで送って頂ければ  ☆下に彼女からの英文での説明をつけておきます。  Dear all,  I am a student member from Indonesia, studying at the Dept of Urban  Design and Planning. University of Washington, Seattle. I have just finished my study last week (Fall Quarter 2004). I will soon go back  to my country and work as a teaching assistant in the Architecture  Department, Syiah Kuala University (USK) in Banda Aceh,  Sumatera-Indonesia.  Our department in USK is quite new. It was established in 1997 and  we are still trying to provide basic academic resources. There is  very limited library or internet resource for students and faculty.  Books, journals and other popular publications are really scarce.  Regular university program for book purchasing does exist but it  runs very slow and only provides limited amount of books.  I would like to use my last month as a student in the United States  to coordinate a Book Drive to help my work place set up a  departmental library. I have set aside my living allowance to get  some books in addition to the books required for my own classes, but  it was not much. I would like to invite your participation in this  effort.  If you have used books in good condition, magazines or other  publications, would you please donate them for this good cause? New  books are of course very welcome.  I am particularly looking for books or publications related to  planning, architecture and urban design. However, if you have other  general books you'd like to donate, I’d be happy to accept  them as well.  All books collected from this drive will be donated to the  department and the university. They will be continually used by the  student and faculty over the years and will certainly be a great  contribution for the department. Please let me know if you would  like to help out.  Thank you very much for your kind support.  Sylvia Agustina  Indonesian Fulbright Fellow  Candidate, Master of Urban Planning  University of Washington 【提供者】内田奈芳美さん(早稲田大学) ───────────────────────────────────────── ◆3 まちづくり本◆ (今週はお休みです) ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆4 週まちリンク集充実中◆ ───────────────────────────────────────── 週まちリンク集には大きく下記のような2種類があります。ご紹介いただく際 は【個人・組織・団体などの名前/URL/紹介者のお名前/(できれば一言 メッセージ)】を記載の上、編集部までお寄せください。 (1)週まちのネットワーク編────────────────────────────  ・みなさまの活動や所属しているグループや組織、あるいは個人のページに   ついてのご紹介をよろしくお願いいたします。  ・基本的には自薦とさせていただきます。   ※紹介者のお名前を掲載させていただくことによって、週まちを通じて各    活動に関心を持たれた方を少しでも近い関係でつながればことをめざし    ています。 (2)おすすめサイト紹介編────────────────────────────  ・自分が直接関わっているわけではないが、知人が関係している場合、ある   いは使える、面白いサイトなどをご紹介ください。 なお、リンク集は週まちHPのトップページからリンクされています。 ───────────────────────────────────────── ◆5 まちづくりカレンダー◆ ─────────────────────────────────────────

◎:新しく紹介するイベント ■:以前紹介したイベント([●●号]は掲載号) □:追加情報のあるイベント ☆:ホームページ版での新情報 <ちょい>:20代によるまちづくりを考える<ちょいまち>メンバーが関         わっているイベント バックナンバーは、以下に掲載中

|第252号|第260号|第269号|第270号| |第273号|第274号|第275号| |第276号|第277号|第278号|第279号|

◇◇イベント情報◇◇ ─<関東>────────────────────────────── 2005/2/2(水)-12(土)※2/6(日)休館 ■SUR-Design Studio 日本橋「都市空間の持続再生とは何か」   東神田会場 後期展示[278号掲示板] 2/6(日) ■はじめよう!つながろう!環境まちづくり   環境まちづくりフォーラム・埼玉(第四回)[278号] ─────────────────────────────────── 2/7(月) ■第9回全国まち美化シンポジウム  まち美化・新技法セミナー[277号] ─────────────────────────────────── 2/9(水) ◎おぎくぼ塾 2005 2月例会   西川伸男「海の向こうでのまちづくり」     【時間】19:00〜20:30     【場所】阿佐ヶ谷地域区民センター 第4集会室         杉並区阿佐ヶ谷南1−47−17         (JR阿佐ヶ谷駅南口下車3分。場所がわからない方は駅前         の交番で阿佐ヶ谷地域区民センターの場所を聞いてくださ         い)     【費用】通信費・会場費として500円     【申込】会場予約の都合上、2月9日までにご出欠をお知らせ下さい。         TEL 03−5377−7166         FAX 03−5377−7167     【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     社会学の分野出身の都市計画プランナー。西川さんはそのような立場     から都市の再開発などに取り組んでいらっしゃいます。出会いは長野     県茅野市。日本建築家協会都市デザイン部会による地方でのまちづく     り視察ツアーに参加したときでした。西川さんは所属の都市開発コン     サルタントの一員として茅野市の中心市街地活性化の「仕事をされて     いました。それから何度かお会いする機会があり、社会学が都市開発     の場面で担う役割などについて沢山意見交換をしました。まちづくり     において市民参加を実現していくためには、今後社会学の分野が大き     く貢献していくのではないかと思いますが、その分野の西川さんから     タイやアメリカなど海外の様子を紹介していただきながら、私たちの     まちづくりを考えてみたいと思います。     【提供者】山田清さん ─────────────────────────────────── 2/10(木) ■NPOとしまち研公開勉強会   「団地・マンションの維持・管理の危機と団地再生法の提案」[278号] ■建築学会市街地環境基準小委員会   第2回研究会「市街地環境基準と協議・調整システムーボトムアップ   のしくみづくり」[278号] ─────────────────────────────────── 2/10(木)-13(日) ■市民社会をつくる ボランタリーフォーラムTOKYO 2005[278号] ─────────────────────────────────── 2/11(金) ■地域清掃活動「三茶スカベンジャー」[277号伝言板] ─────────────────────────────────── 2/11(金)-13(日) ◎川越の鏡山酒造跡地で開催する展覧会〜現代アートと蔵造り職人映像展〜     【時間】10:00-16:00     【場所】鏡山酒造跡地の蔵         川越市新富町1−10−1      【主催】川越TMO     【問合】川越TMO(TEL.049-229-1860 川越商工会議所)     【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     川越の近代的な商業地と蔵造りの町並み地区に挟まれる、市街地中心     部に残されている“鏡山酒造跡地の蔵”が、 川越市によって再生整     備されることに多くの期待が寄せられているところであります。     “鏡山酒造跡地の蔵”"をオープンまでの準備期間に、未利用のまま     にしておかず、多くの市民が集える様々なイベントを開催することに     よって、求心力の回復を推進するとともに、潤いと人との交流を促進     し、川越市全体の魅力と活力を一層高めてゆくことができるものと思     われます。     本展覧会実行委員会は、鏡山酒造跡地の蔵の集積が川越の貴重な産業     文化遺産であることに着目しました。“蔵”という特殊な建物に込め     られている川越の伝統的な技術を、誰にでも分かりやすいかたちで披     露するとともに、インスタレーションという表現手法を用いて来場者     に蔵の大空間を感じて頂くことにより、観光客や市民、そして老若男     女に亘る様々な人々の、“産業文化遺産・鏡山酒造跡地の蔵”への深     い関心を高め、前述したような求心力の回復推進へと繋げることがで     きるものと考え、「現代アートと蔵造り職人映像展」を開催いたしま     す。     ☆展示内容     ・映画上映:「川越の職人、鳶と左官」(1985年・埼玉県立民俗文化      センター製作・40分)      川越の蔵をつくり、守ってきた明治生まれの職人、幸町の鳶・渡辺      覚造さんと 左官・渡辺金次郎さんのドキュメンタリー映画です。      *13日12時より鳶職による道具の説明と「職人ばなし」があります。     ・インスタレーション「アートでIKIづく春の予感」      参加アーティスト:たべけんぞう・吉田佑子・森千秋      *12日11時よりアートトークがあります。     ・宗形慧写真展 『川越の風景』を撮り続けている写真家の展示です。     ・学生建築設計課題展     ・新富町一丁目榎会囃子連 による『川越祭り囃子(ばやし)』     ☆プログラム        日時   2月11日(金・祝) 2月12日(土)  2月13日(日)      11:00〜12:00 お囃子演奏   *アートトーク 映画上映      12:00〜13:00 映画上映     映画上映 *鳶頭の職人ばなし      14:00〜15:00 映画上映     映画上映   映画上映     ※各開始時間は状況により変更となる場合もあります。     ※暖かいお支度でお越しください。     ☆HP:http://www.kuranokai.org/~kagamiyama/     【提供者】勝又晃衣さん((NPO)川越蔵の会) ─────────────────────────────────── 2/18(金) ◎早稲田都市計画フォーラム 第58回連続セミナー   「交流編集都市−都市と農山漁村を超えた「流域圏」による新しいつなが   りを考える−」     【時間】19:00-21:30     【場所】早稲田大学理工学部55号館S棟2階第3会議室         新宿区大久保3-4-1         ☆地図:http://www.waseda.jp/jp/campus/okubo.html     【費用】フォーラム会員:1,000円 一般:2,000円 学生:無料     【主催】早稲田都市計画フォーラム     【申込・問合】本セミナー担当: 笠 真希         E-mail:         主催:早稲田都市計画フォーラム(事務局:関口)         東京都新宿区大久保3-4-1 早稲田大学理工学部55N-07-09         FAX 03-3205-6893 E-mail:sekiguchi@toki.waseda.jp     【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     日本の地域の将来を考えたときに、都市や農山漁村、郊外という単純     な構図で語ることはもはや通用しなくなっている。また旧来の自治体     の階層構造や「平成の大合併」による圏域設定が、我々の生活とどう     結びつくのかは、イメージに乏しいままである。各エリアでの問題は     複雑に他と絡まっており、それらを個別的に考える限界を超えるため     に、包括した地域でアプローチする必要があるのではないだろうか。     その中で、都市・農山漁村・郊外を取り巻くような、広い地域を包括     する生活圏の基礎は何かと考えたときに、一つの可能性として「流域     圏」があるのではないだろうか。流域圏は、水を軸とする生態系の循     環の基礎単位である。そのことから歴史的にも集落や都市の構造を規     定する重要な要素であり、地域の生産や文化に大きく影響してきた。     そして流域圏は空間的な示唆だけでなく、人々や生産のつながりも含     んでいる。     現在、流域がもたらす関係は隠され、また断絶しているが、生活の質     や人々の交流が求められる価値観の変化の中で、流域が生み出すつな     がりはどのような可能性を持っていくであろうか。今回のセミナーで     は、昨年の早稲田まちづくりシンポジウムの議論を受け、流域圏の現     代における意義を議論したい。     ☆プレゼンテーション     ・問題提起:野中勝利(筑波大学大学院人間総合科学研究科・助教      授)     ・昨年のシンポジウムのまとめと今日のフレーム:笠真希(早稲田大      学芸術学校・客員講師)     ・1.総論      王尾和寿(筑波大学大学院人間総合科学研究科・博士特別研究員)      『流域圏の可能性について』      環境の持続性を考えたとき、生態系の基礎となる水系は、生活圏の      基礎となる可能性をもっている。水系でつながる流域圏には、都市      や農山漁村、生産・生活の場などを介して地球規模の連鎖が存在し      ている。そのことから、おのおのの地域が得意とすること、すなわ      ち個性を自覚し、異なる役割を担うことで、空間的・文化的な価値      を補完しあい、また再配分・共有することで地域を高めるようなあ      り方を提案する。     ・2.漁村からの事例報告      富田宏((株)漁村計画研究所 代表取締役所長)『下流と上流』      −漁民の森運動を通して考える      漁村はわが国の国土周縁に海との深い関わりを通じて成立している。      海は、豊かな水産資源生産の場であり、多様な産業・生活文化・余      暇活動のゆりかごであると同時に、山に発する水系の終着点である。      そして、多様な利用の集積と水系の終着点という特性を持つがゆえ      に、海辺、とりわけ海辺に成立する漁村は、単独の閉じた社会環境      としては成り立たないことは明らかである。漁村の特性・現状と、      最近の都市との協働や交流活動、水系単位の新たな動きを提示しな      がら、周縁と一体の意味を考えたい。     ・3.都市からの事例報告      市川均(建築家・アーキネットデザイン主宰、NPO木の家だいすき      の会理事)『木の家だいすきの会』- 木材がつなぐまちと森      前出の農漁村の自然資源や産業を活かした取り組みは多くあるもの      の、都市の側から広い地域へのつながりの働きかけの事例は少ない。      その中で、「木の家だいすきの会」は、武蔵野地域において入間川      流域を視野に、建築の設計・建設での木材利用で森林地域とのつな      がりを、つまり住まい手と山(木材産地)とのネットワークによる      家づくりによって進めている。      (「木の家だいすきの会」ホームページwww. kinoie.org)     ☆進行     野中勝利(筑波大学大学院人間総合科学研究科・助教授)     笠 真希(早稲田大学芸術学校・客員講師)     【提供】笠真希さん(早稲田大学芸術学校) ─────────────────────────────────── 2/19(土) ■マンション計画修繕・建替えセミナーと管理・建替え相談会[278号] ■CITYNETセミナー2005「都市間協力が描く環境未来図」   〜アジアの環境教育は今〜[278号] ◎第25回「現代まちづくり塾」 【時間】13:30〜16:45 【場所】文京区民センター2F−B 会議室      東京都文京区本郷4-15-14        (文京シビックセンターの北東交差点角)     ☆地図:http://southisland.hp.infoseek.co.jp/maps/bunkyo.html     【費用】500円(平成15年9月以降、始めてご参加の方は1000円) 【問合】現代まちづくり塾事務局   電話:03-5388-3208(職場)  E-mail machijuku@hotmail.com まちづくり協会  代表理事 三橋 重昭 電話:03-3812-4158 fax 03-3812-4159 E-mail clc@d3.dion.ne.jp 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     世界の都市とその興亡−都市文明の歴史−比較都市論     −人間はどのような都市をつくったか−     10. アフリカの都市     話題提供:坂本 進(坂本進計画事務所)     テーマ:「美しいまちづくり」     ☆HP:http://www.npo-tma.com/invite/juku_info.html)     【提供者】佐竹秀規さんよりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 2/27(日) ■ライブ!NPOスタッフのためのボランティアマネジメント研修企画会議   〜秘密の会議へようこそ〜[278号] ─────────────────────────────────── 2/28(月) ◎第1回文化遺産保護のための連続学際討論会―災害から文化遺産を守るた   めに「文化遺産保護―領域を越えた連携とその課題」     【時間】14:00〜17:00     【場所】建築会館ホール     【費用】会員1,000円、会員外1,500円、登録メンバー1,200円、         学生500円     【申込・問合】E-mailまたはFAXで、「講演会名称、氏名、勤務先、         電話・FAX番号、E-mailアドレス」を明記してお申込みくだ         さい。         日本建築学会事務局研究事業部 酒井         E-mail:sakai@aij.or.jp         電話:03-3456-2057  FAX:03-3456-2058         ☆定員:150名(定員に達した場合はお断りの方にご連絡し         ます。)     【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     震災後10年を迎え、これまでの文化遺産保護の現況を確認し今後の研     究へと反映させ、さらにその成果を施策にまで高めていくことが求め     られている。そのためには建築、土木といった既成の学問領域、行政     範囲を越えた連携が必要である。また、既存の文化財保護の体制だけ     でなく、防災体制、防災関連諸法・条例を見直し、広く防災体制のな     かに文化遺産の保護を盛り込むことも緊急に求められている。本連続     シンポジウムは、災害前の準備から、災害後の緊急対応、復旧・修復     という段階を踏まえながら、今後の文化遺産保護の体制を連続的に検     討していく。両分野を先導してこられた両先学に、震災後の調査や防     災研究、文化遺産保護への示唆や提言を期待したい。     ☆プログラム     1.主旨説明:足立裕司(神戸大学)     2.基調講演と対談:岡田恒男(財団法人日本建築防災協会理事長)     、土岐憲三(立命館大学教授 歴史都市防災研究センター長)     3.質疑応答     4.まとめ     【出典】同イベントの案内から =================================== 2005/3/3(木) ◎シティズンシップ教育推進ネット主催講演会   長沼豊(学習院大学助教授)「シティズンシップ教育ってなんだろ   う!?」     【時間】19:00-21:00     【場所】独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センター         センター棟 513号室(80人室)         東京都渋谷区代々木神園町3-1         (小田急線参宮橋駅徒歩約7分、地下鉄千代田線代々木公園         駅(代々木公園方面出口)徒歩約10分)         ☆地図:    http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.41.46.7N35.40.16.2&ZM=9     【費用】1000円(資料費込)     【申込・問合】下記、申込書に記入の上、Eメール・FAXにて下記に         ご連絡下さい。         シティズンシップ教育推進ネット 事務局         194-0215町田市小山ヶ丘4-7-2-818         E-mail: office@citizenship.jp         TEL&FAX:042−779−0635         ☆定員:80名     【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     2002年よりイギリスでは、シティズンシップ教育(citizenship     education)が必修カリキュラムとして中等教育に導入されました。     めまぐるしく変化し続ける現代社会にあって、子どもたちが将来、市     民としての十分な役割を果たし得るよう、知識、態度、スキルを体得     させるための教育として、近年、欧米諸国で関心を集めています。と     りわけ80年代以降、深刻な不況によって若年失業者が増加し、将来へ     の展望を失った若者たちの暴力、社会的無関心が重大な問題として認     識されるようになると、将来を担う世代に、社会的責任、法の遵守、     地域やより広い社会と関わることの重要性を教えなくては民主主義社     会の将来はない、との危機感が広がったことも背景にあります。     日本においても、「生きる力」をキーワードに、2002年より学校週5     日制、総合的な学習の時間の導入などの教育改革が進められています。     東京都を始めとする奉仕活動・体験活動の義務化の動きにも見られる     ように、地域への貢献や、社会との関わり方を学ぶ必要性がうたわれ     るようになってきました。     本講演会では、学習院大学の長沼豊先生をお招きし、「市民として社     会に対して何ができるか」を学習するシティズンシップ教育(市民教     育)の実践例・方法・可能性について学び、今後の教育のあり方につ     いて考えていきたいと思っています。みなさまのご参加をお待ちして     おります。     ☆長沼豊先生 プロフィール:     高校時代からボランティア活動にかかわり、中学校教諭を経て1999年     4月から学習院大学教職課程助教授。「ボランティア学習論」、「特     別活動論」などを研究。ボランティア学習の全国的な普及・推進につ     とめている。日本福祉教育・ボランティア学習学会常任理事、日本ボ     ランティア・コーディネーター協会監事など。著書に『中学校のボラ     ンティア活動への道』(明治図書)、『総合的な学習、こう展開する     シリーズ ボランティア学習』(清水書院)、『市民教育とは何か』     (ひつじ書房)、『親子ではじめるボランティア』(金子書房)など。     教員の研修会など年間約50カ所で、ボランティア学習についての講演     やワークショップを行っている。自称「ボランティア学習仕掛人」。     【申込フォーム】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     シティズンシップ教育推進ネット主催講座     「シティズンシップ教育ってなんだろう!?」講演会 申込書     ふりがな     氏 名     住 所 〒     電 話     FAX     E−mail     職 業     勤務先学校等     この講座を何でお知りになりましたか     受講の動機・ひとこと     【提供者】大久保正弘さん(シティズンシップ教育推進ネット) ─────────────────────────────────── 3/5(土) ◎東京の定点観測プロジェクト 公開ワークショップ[本号伝言板] ─────────────────────────────────── 3/6(日) ■府中の景観とまちづくりを考えるシンポジューム   「地方分権と、府中の街づくり・美しい景観づくり」[279号] ─────────────────────────────────── 3/12(土) ■東京理科大学都市計画研究室presents    連続公開シンポジウム&バトルトーク    第5回 渡辺研究室からのメッセージ―渡辺研究室と東葛まちづくり交    流会の華麗なる大円舞(仮)[277号] ■第3回地域連携シンポジウム「地域活動とキャリアデザイン−神楽坂で働   く、生活する−」[278号] ─────────────────────────────────── 3/15(火) ■第13回 都市形成・計画史公開研究会:郊外住宅地の系譜と再編    ―都市化の中の工場と社宅―[275号] ─<東海>────────────────────────────── 2005/2/6(日) ■2005 ASUフォーラム    愛知産業大学大学院開設記念講演会「新たな社会造形の知を目指して」[277号] ─────────────────────────────────── 2/12(土) ■NGOの国際的パートナーシップをどうつくるのか?   --南アジア3カ国からNGOリーダーを招いて[278号] ─────────────────────────────────── 2/14(月) ■愛知発!地方分権シンポジウム[278号] ─────────────────────────────────── 2/19(土) ◎ワークショップ 発信!「文化のみち」[本号伝言板] ─────────────────────────────────── 2/20(日) ■まちの縁側フォーラム in 名古屋[277号] =================================== 2005/3/11(金) ■第8回 堀川・市民がつくるインフラ研究会[279号] ─────────────────────────────────── 3/11(金)-13(日)※2泊3日 ■第3回UNCRDスタディキャンプ「持続可能な開発にむけて 〜関心・理    解・行動〜」のご案内[277号] ─────────────────────────────────── 3/15(火) ◎学生提案型地域づくり協働支援事業成果報告会     【時間】13:30-16:30     【場所】ウィルあいち(愛知県女性総合センター)3階 大会議室         名古屋市東区上堅杉町1     【費用】無料。     【申込】別添参加申込書をダウンロード又はプリントアウトの上、必         要事項を記入し、次のいずれかの方法でお申込みください。         http://www.pref.aichi.jp/chiiki/gakusei/seika.htm         郵送:460-8501(所在地記載不要)         愛知県企画振興部地域振興課地域振興グループ行き           FAX:052−954−6906へFAXしてください。         E-MAIL:chiiki@pref.aichi.lg.jpへ送信してください。         ☆定員:150人(先着順)☆応募期限:3/4(金)まで必着     【問合】愛知県 企画振興部 地域振興課 地域振興グループ         電話:052-954-6096(ダイヤルイン) FAX:052-954-6906         E-MAIL:chiiki@pref.aichi.lg.jp     【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     愛知県では、平成16年度事業として、学生のユニークな発想や行動力     を地域づくりに活かすとともに、学生の地域づくり活動への参加の促     進を図ることを目的に、「学生提案型地域づくり協働支援事業」を実     施しています。     学生グループが、自治会や商店街などと協働して取り組んだ地域づく     り活動の成果を発表します。     ☆プログラム     13:30 開会     13:35〜13:45 事業概要の説明     13:45〜16:00 学生グループによる成果報告及び講評     13:45〜14:10 愛知学泉大コミュニティサポートの会     14:10〜14:35 安全マップ研究会     14:35〜15:00 大貝都市・地域計画研究室                 (まちづくり工房KAI)     15:10〜15:35 犬山再生プロジェクトチーム     15:35〜16:00 まちなか合同研究室     16:00〜16:25 全体講評     16:30 閉会     ☆講師     (株)都市研究所スペーシア代表取締役 井澤知旦     NPO法人キャリアデザインフォーラム代表理事 犬塚尚美     NPO法人起業支援ネット代表理事 関戸美恵子     立命館大学産業社会学部産業社会学科教授 津田正夫     【出典】同イベントの案内から ─<関西>────────────────────────────── 2005/2/8(火) ■NPO法人地域デザイン研究会2005フォーラム   地域力と都市観光〜関西に訪れたくなる魅力はあるか〜[278号] ─────────────────────────────────── 2/26(土) ■2005年度第1回都市環境デザインセミナー   町並み景観とまちづくりを京都で考える[279号] =================================== 2005/3/12(土) ■第2期 道路環境市民塾―続・クルマ依存社会を考える―   第4回「西淀川で交通まちづくりを考える〜まちの“たからもの”再発見   フィールドワーク&ワークショップ〜」[260号] ─<北海道>───────────────────────────── ─<東北>────────────────────────────── ─<甲信越>───────────────────────────── ─<北陸>────────────────────────────── 2005/3/19(土) ■萬代橋景観フォーラム PART3『萬代橋景観フォーラム』[278号掲示板] ─<山陰>────────────────────────────── ─<中国>────────────────────────────── ─<四国>────────────────────────────── 2005/2/18(金) ◎シンポジウム「20年後の高松の街を考える」     【時間】14:30〜16:30(開演14:00〜)     【場所】香川県社会福祉総合センター 7F 大会議室         高松市番町一丁目10番35号     【費用】無料。定員190名(当日受付先着順)     【問合】(社)日本建築学会四国支部事務局         TEL087−862−3624(FAX兼用)           E-mail aijsc@bronze.ocn.ne.jp     【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     地方都市は、どの街も街の中心部が空洞化し、郊外にスプロール化し     た歪だ都市に変化してきています。高松の街をもっとコンパクトにし     、街に人が住めるようにすれば、もっと街は活性化できるのでは。も     っと生活者が楽しめる街になるのでは。このようなコンパクトな街づ     くりをするための高松の20年後を考える目的でシンポジウムを開催     します。     ☆議論の論点:これから老齢化社会に向かいます。10年後には、国     民の4分の1が65歳以上という世界でもまれに見る国になろうとし     ています。もし、都市の街の真ん中に老人が住めるようになれば、歩     いて病院にいくことも、楽しみのために映画を見に行くこともできま     す。健康寿命を延ばすことは、公共の財政負担の減少にもなります。     そのためには、路面電車などの身近な公共交通をもう一度見直す必要     があります。いまこそ将来の高齢化社会のためにも高松の市街地の再     構築が必要だと思います。     ☆プログラム     ・パネルデスカッション      パネラー:土井健司(香川大学工学部教授:都市交通)、大谷英人      (高知工科大学教授:まちづくり)、池田知子(NPO法人高松ま      ちづくり研究会代表)、麓淳子(ディーフロント主宰:建築企画・      デザイナー)      コーディネーター:松島学(香川大学工学部教授)     【出典】同イベントの案内から ─<九州>────────────────────────────── ─<アメリカ>──────────────────────────── ─◇◇定例会◇◇─────────────────────────── ─◇◇展示会・展覧会◇◇─────────────────────── (関東) (東海) (関西) (その他) ─◇◇連続講座◇◇────────────────────────── (北海道) (関東) (東海) ■まちの縁側大楽延藤安弘楽長がおくるわくわくプロジェクト  【まち育てコーディネーター(エンギニア)養成塾】[252号伝言板] 【日程】2/11〈金〉・3/11(金) (甲信越) (関西) (北海道) (中国) (その他) <ツアー(海外)> <インターンシップ他> ─◇◇その他◇◇────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆6 公募関係◆ ───────────────────────────────────────── ◇◇プロポーザル◇◇───────────────────────── ◇◇活動助成◇◇─────────────────────────── ◇◇参加者募集◇◇────────────────────────── ◇◇委員募集◇◇─────────────────────────── ◇◇意見募集◇◇─────────────────────────── ◇◇パブリックコメント募集◇◇──────────────────── ◇◇提案募集◇◇─────────────────────────── <研究・論文公募>────────────────────────── ◇◇論文公募◇◇─────────────────────────── ■(財)住宅総合研究財団 第6回「住まい・まち学習」実践報告・論文公募[269号伝言板] 【締切】2月10日(木)(消印有効) ◇◇懸賞論文◇◇─────────────────────────── <コンペ・コンテスト作品>────────────────────── <アイデア公募>─────────────────────────── ■“まち暮らし”のカタチ アイデアコンペ[277号伝言板] 【募集期間】2004年12月20日〜2005年2月6日(当日消印有効) <設計協議>───────────────────────────── <調査地区募集>─────────────────────────── <意見募集>───────────────────────────── <事例募集>───────────────────────────── <提案募集>───────────────────────────── <テーマ募集>──────────────────────────── <その他>────────────────────────────── ■第4回なごや・まちコミ映像祭ビデオ作品募集[273号] 【締切】2005年2月25日 ◇◇職員募集◇◇───────────────────────────── ◇◇視察旅行◇◇───────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ─◇◇学会大会インフォメーション(2005年)◇◇────────────────── ───────────────────────────────────────── 日本NPO学会:第7回年次大会:3月20日(日)〜21日(月):関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス 日本地理学会:春季学術大会:3月28日(月)〜30日(水):青山学院大学青山キャンパス 農村計画学会:春期大会:4月2日(土):東京大学農学部弥生講堂 経済地理学会:大会:5月21日〜23日:中央大学 日本評価学会:春季第2回全国大会開催:5月21日(土):JICA国際総合研修所 日本造園学会:全国大会:5月下旬:東京大学 土木計画学研究発表会:第31回土木計画学研究発表会春大会:6月4日(土)〜5日(日):広島大学 ●日本計画行政学会中部支部大会: 国際開発学会春季大会:第6回:6月11日(土):文教大学 土木史研究発表会:第25回研究発表会:6月18日(土)〜19日(日):日本大学理工学部船橋キャンパス 日本環境学会:第31回研究発表会:7月2日(土)〜3日(日):北海学園大学札幌豊平キャンパス 日本建築学会:9月1日(木)〜3日(土):近畿大学 土木学会:全国大会:9月7日(水)〜9日(金):早稲田大学西早稲田キャンパス 国際都市計画シンポジウム: 日本地域学会: 日本社会情報学会: 日本計画行政学会: 環境経済・政策学会: 環境科学会: 日本環境共生学会: 地理情報システム学会: 環境アセスメント学会研究発表会: ●日本都市計画学会中部支部研究発表会: 環境システム研究論文発表会:第33回環境システム研究論文発表会 日本都市計画学会:千葉大学 環境情報科学センター: 日本不動産学会: 国際開発学会:第16回全国大会:11月26日(土)〜27日(日):神戸大学 都市住宅学会: 応用地域学会:第19回ARSC研究発表大会:12月:明海大学 ───────────────────────────────────────── ◆7 編集部からのお知らせ◆ ───────────────────────────────────────── ○情報やご意見をお寄せください  ●「こんなことありました」というエピソード  ●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)  ●研究会やイベントの参加者募集  ●コンサルタントのバイト、WSの学生のお手伝い募集募集 ○お知り合いで配信希望の方がいらっしゃいましたら、お知らせください。 ○情報をお寄せください。みなさんがまちづくりに関係あると思われることな  らなんでも結構です。みなさんの手元にある情報を是非お寄せください。  (編集部メール:w-machi@machi-shuu.net) ○掲載されている情報の転載に関してはみなさんの自発的な判断におまかせい  たします。また、コラムの転載に関しては、執筆者の確認を必要としますの  で、編集部までご連絡ください。 ○今後の配信を希望されない方はお手数をお掛けいたしますが、編集部までご 連絡ください。 ==続・こっそりコラムのような編集後記(18週目)== ○今、ある自治体の市民向けまちづくり講座の企画に関わっています。先日の  テーマは「景観法」。この景観法が“今、話題の”と形容するかどうかとい  うのもポイントなのですが。 ○さて、市民向け講座で「景観“法”」に正面から切りこんだときに、どれだ  けの反応があるか?企画側は少し不安もありました(地域に根ざしている建  築家やまちづくりNPOなどの方々の参加は予想できましたが)。 ○いざ、当日になると土曜日の夜にもかかわらず、会場を埋め尽くす市民の方  の参加がありました。みなさんの関心が「景観」なのか「景観“法”」なの  かわかりませんが、いずれにしてもこれらに関心の高い人が多いのは間違い  ありません。 ○講座の内容は、「景観法」の内容とその使い方ということもあり、講演のあ  とは、建築などの仕事に携わっていると思われるプロの方から質問が多かっ  たが、講演の中では多くの市民の方がうなずきながら、驚きながら聴かれて  いるのが印象的でした。 ○講師のコメントにもあったのだが、「景観“法”」というツールを具体的な  身近なまちづくりの中で武器として使いこなすことができるか。  このツールを使うとどんな可能性があるか? そして使い方は?   市民発意のまちづくりのツールとなるためには、それらをどうやって伝える  か、その方法こそがとっても大事。これは景観法に限らない話であることは  当然であるが、可能性をもったツールであるが故に、興味深いところである。  「週まち」のようなメディアは貢献することができるかななんてことも同時  に考えてしまった。(す)


週刊まちづくり第280号(2005年2月6日発行)
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